今日は、岸和田の住宅建材販売会社Nさまにご訪問。
社長様に創業から今に至るまでの話を聞かせていただきました。
創業より29年間で、売上高100億円に到達した過程は、感嘆の一言でした。
前年より売上を落としたのが2度。その翌年にはそれを超える売上を達成。
その成長の源泉は何なのか?
創業は、住宅着工件数が減少し始めた年、その後バブルを迎えますが、
この会社が成長し始めたのは、バブル崩壊以降です。
バブル崩壊後は、同業他社が業績を落とし始め、それと同時にお客様が
仕入れ先を厳しく吟味し始め、逆に追い風となって客数を増やすことに
なりました。
不動産などの投機的なものに投資していなかった堅実さとサービスの質が
不景気になると際立ってくるのだと実感するエピソードです。
さらに節目になったのは、今から14年前に起きた阪神大震災。
現地に出かけたN社長が見たものは、建設会社からの要望に応えて納入した
低価格の住宅建材が、住宅倒壊の遠因になっている現状でした。
業界のためにと努力してきたことが、まったく間違っていたことに気づき、
新たな構造材の調査研究を開始。
海外の素材と工法に目を向け、耐震性の高い住宅普及を促進。
住生活支援に挑戦し続ける会社として、
御用聞きから提案に変わった瞬間です。
その後、様々なビジネスにチャレンジし、現在では200年住宅ビジョンを
強力に推進し、業界の牽引役を果たされています。
こうしたダイナミックな取り組みの反面、社員さんへ毎日メールを配信し
会社の状況や見たもの、感じたものを伝え続けています。
ここまでの成長を成し遂げた要因は何ですか?と質問した時にこんな
お答えが返ってきました。
「モチベーションです。」
この言葉は、社員さんのモチベーションはもとより、社長様ご自身が、今の
事業にどれだけ情熱を注げるかを意味していると思います。
社内の改善要望や業務フロー、決済に至るまで、相当権限委譲されている
話を聞き、その意味が少し解りました。
ボトムアップには、強烈なトップダウンが必要だと以前も書かせて頂きまし
たが、静かなイメージのN社長様ですが、そのリーダーシップはすごいの
一言です。
更にこう続けられました。
「成功の確率は5分の一。後の2回は、忙しくなるだけで何も変わらず、
残りの2回は失敗です。」
「5分の一の確率でも、20回トライしたら成功する確率は4倍になる。」
こうすれば成功するということは誰でも言えると思います。
しかし、それを本当の意味で実践している人は一握りで、私もその内の
一人であると改めて反省させられました。
特に印象に残ったのは、今日のタイトルである「大きく考える」です。
業界に大きな影響を与えた新工法の提案、
住宅保障のNPO設立、
200年住宅ビジョンの推進、
先導的モデル事業の提案、
などなど、業界を変える新たな枠組みに本気でチャレンジされています。
「この商品を、何個売れば、いくら儲かる」という所に、発想の原点が
ありません。
常に物事を大きく捉えて、実現する可能性を模索し続けておられます。
たった2時間の会社訪問でしたが、深く感じることができた非常に有意義な
時間でした。
視点を大きく。
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エクスト社長 高畑欽哉の2008年度テーマ!
〇1、時間の使い方に徹底的にこだわる。
△2、「神は細部に宿る」小さな事に徹底してこだわる。
△3、情熱、熱意を会社の細部にまで行き渡らせる。
目標100冊読破→現在68冊。
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン
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