中小企業経営では、一般的に資源を集中させる戦略が良しとされる。
あれもこれもと手を広げるよりも、一点に集中し強みを強化する方が
結果的に良い成果を上げることができると言われているのだ。
プロモーションの観点から見ても、専門性をアピールしたり、ユニーク
な点を切り抜いて打ち出したりする方が、総花的な広告よりも成果が
上がりやすい。
ある建設業の社長と会食をした際、こんな話になった。
周りの会社で専門技術業やってる会社は軒並みアウトになっている。
どちらかと言うと、「何でも引き受けます!」という感じで小さな仕事でも
ガンガン取りに行ってる会社は、何とか食いつないでる。
塗装だけ、クロスだけ、水道だけ、屋根だけなど、サービス対象が一点
に集中していると潰しがきかないし、仕事がなくなってから慌てても
新しい仕事なんて取れない。小さい会社は何でも屋の方が儲かる。
という趣旨の話。
これはなかなか面白いテーマだと思う。
「集中する」ということが、「単体業種」に置き換えられているのがミソで、
本来の集中の意味は、そんな単純なことではない。
ターゲット顧客や商品・サービス、マーケット、商圏、職種、業種などなど、
様々なものを複合的に考えることに、本来の集中戦略の意義がある。
それはさておき、「専門業種」と「何でも屋」、これはどちらが優位なの
だろうか?
専門業者と名乗ることで、あえて市場を限定し、その中で勝ちきる方が
良いように思える。
他方、勝ちきれないと判断するなら、広く浅くニーズを拾い集める方が
しぶとく生き残れるとも考えられる。
以前、阪神大震災で倒壊した神社が、企業に寄付を募ったところ、
100年前に寄付してくれた企業のうち、98社がすでに無くなっており、
残っていた2社は、いずれも当時と業種が変わっていたという話を
きいたことがある。
戦略は、最小の資源で最大の成果を上げるためにある。
「正しい戦略などケースバイケース」で終わらせられないのが経営。
意思決定は本当に難しい。
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エクスト社長 高畑欽哉の2009年度テーマ!
心・・・本当の強さ(人を幸せにする)
技・・・戦術を磨く(現場第一主義)
体・・・腹筋を割る(心身ともに強靭に)
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ここ数日はなかなか楽しいテーマについて書けていますね。今日もその一つ。ぼくは今日から4日間広島にいます。企画がらみの研修ですが、一芸vs何でも屋は永遠のテーマです。また議論したいですね。今夜のところは、特技のない何でも屋はダメ、また融通のきかない一芸はダメという結論を出しておきます。「特技のある何でも屋」という、当たり前の折衷案になりますが、ここに何をしたいかと何を満たしたいかの接合点があると思いますよ。
出張ご苦労さまです。
「何をしたいか?」と「何を満たしたいか?」という切り口で見てみると、また違った景色が見えてきますね。
ひとつのテーマに、自分なりの答えを出すことは良い刺激になりますね。