インターネットの登場によって、新聞やテレビといった既存のメディア
が衰退の一途をたどっている。ユーザー離れに加えて、リーマンの
一件によりスポンサー収入が減少し、予算縮小のため番組編成が
大きく様変わりしているというニュースも良く聞く。

しかし、こうした見方が間違っているのではないかとふと気付いた。
ここ数年で起こり始めた変化の本質は「誰が最もはやく変化するか」
に集約されることであると。


近年のメディア論は、往々にして「インターネット対既存のメディア」
の構図によって描かれてきた。

この時におかしな現象が起こる。

既存メディアは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌という呼称であるが、
これらはすべて、情報を発信するハードである。

映像・・・テレビ
音声・・・ラジオ
活字・・・新聞、雑誌

つまり、既存メディアは、発信する情報によって発信するハードを
切り分け、それをテリトリーとしてお互いを認知し合ってきたのである。


それに対する、インターネットはインフラである。インターネットを受信
するハードはパソコンであり携帯である。

ここに変化の本質があるのではないだろうか?

テレビやラジオといった既存のメディアが苦戦を強いられてきたのは、
インターネットというインフラを、慣例に従ってパソコンと言うハードに
区分してしまったがために、その後の対応に遅れをとったのである。


ようやくそのことに気付いたのか、今年に入って慌ただしく、メディア
の融合が進んでいるように感じる。

・日経新聞のネット版が有料化
・ラジオのインターネット配信
・SONYとgoogleの提携
・書籍電子化が加速


三木谷さんや堀江さんが、テレビ局のM&Aを積極的に推進してきた
背景には、この本質部分と未来を見通した先見の明があったのだと
感じずにはいられない。


まさに今、メディアイノベーションが始まっています。

この先、iphoneやipadのような情報端末が急激に進化していくことが
予想されます。

こうしたハードの進化に各業界がどのように対応していくのか?

自分たちが持ち得る強みを、進化するインフラやハードにどうマッチ
させていくのか、興味深く観察していきたいと思います。


いずれにしても、既存の枠組みを守ろうとすればするほど、遅れを
とることになる。

今までのように、メディアとハードをセットにした考え方では、自らの
イノベーションを実行することはできないだろう。



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エクスト社長 高畑欽哉の2010年度テーマ!
1、歴史に学ぶ・・・歴史の本を読み漁りたいと思います。12冊。
2、アグレッシブ・・・5サービスリリースと露出度のアップ。
3、新たな趣味を・・・ジムに通う。写真を始める。
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