今日は、結婚式からの帰りの移動にほとんどの時間を費やしました。夕方頃、家に到着し、久々にゆったりと時間を過ごした。
テレビで動物奇想天外という番組を見ていると、感動的な場面が飛び込んできた。
ライオンの親子が象に襲われたのだが、4匹の子供の内1匹が重症を追うのだ。母ライオンは、重症を追った子供を看病するが、助からないと判断したのだろう。口にやさしく加え、窒息死させたのだ。そしてその後、その子供ライオンを食べてしまう。
「弱肉強食だな~。」と感じたのだが、その時ナレーションが入った。「死んだ子供をそのままにしておくと、他の肉食動物が集まってきて、生きている子供をも危険にさらす事になるからだ。」
ライオンに理由を聞いたわけではないと思うので、あくまでも推論なのだろうが、ライオン研究者が導き出した結論だ。きっと当たっているのだろう。
動物は、生きるためにあらゆる本能を持っている。ナマケモノは、生まれた時からトイレ以外は決して地面に降りないし、カンガルーは生まれたら自力で母親のポケットによじ登る。
さて人間はどうだろう。人間の本能とはいったい何なのか?動物と人間の違いは「理性」だと云われる。言葉を話し、相手の立場や自分の存在を第3者的に理解することが出来る。感性を理性で押さえつける事もできる。でも本能とは少し違う。
以前、感性論哲学というものを勉強したが、その中では人間が人間であるべき理由について述べられている。人間にしか出来ないこと。それは、「自分が不完全な存在であると言う事を自覚する事から生まれる謙虚さ」。次に、「より以上を目指して生きる」。最後が、「人のお役に立つ存在になる」。という3つである。もちろん、それぞれにしっかりと理論付けされた理由があるのだが、私はその考え方に非常に感銘を受けた。
物事には様々な見方、考え方があると思うが、大事なのは素直にそのものをそのまま捕らえる事ではないだろうか?そう考えると、謙虚になり、今以上を目指して努力する。そして、感謝の念から人のお役に立ちたいと思う生き方、素晴らしいと思う。そして、これは人間しかもち得ない理性だ。もしこれが本能ならば、人間は知らずともそのように生きるだろう。だが、現実はほど遠い。今の私には、まだまだ出来そうにない。だけど、目指すことはいつでも誰でも出来る。
私も素直に生きたいと思う。


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