知り合いの社長に「油業界」の方がいます。油業界というのは、ガソリンスタンドやその周辺事業の方々をいうらしい。ちなみにその社長はガソリンタンクの埋設や油配管の工事を請け負う下請け業を営んでいる。
この社長とは勉強仲間でもあり遊び仲間でもある。どちらかというと遊びのウエイトが高い気がするが、まぁ先輩ではあるが悪友というところだろう。その社長が先日、とあるレポートを作成したのだ。そこにはこう書かれてあった。
「“社長(=会社の長)”から“経営者(=経営のプロ)”になれる様、経営理念を確立し、「人に光を当てる経営」を目指し、学び続けようと決意いたしました。」
すばらしい心がけだ。ランチェスター経営の竹田陽一さんは、「小さな会社 社長のルール」の中で、経営理念に対して厳しく指摘をされていますが、私は未熟であっても創業の精神として、経営理念を説き、その確立に努力する姿勢は大切なものだと思います。理念には様々な定義が存在するが、こまかな定義は会社ごとで行えばいいと思う。重要なのは、「どんな思いで創業し、何のために会社を存続させていくのか」という基本思想が盛り込まれているか、そしてそれは本物なのかという事だ。
また「社長は誰でもなれますが、経営者には中々なれない。」これも真に的を得た指摘だ。経営とは建築用語で「荒地を整地して囲いをつける行為」だそうだ。会社経営に置き換えれば、自社の事業ドメインを確立する事に似ているかもしれない。時代は常に変化している。だからこそ会社も変革し続けなければならないが、一時の成功に甘んじてこれを怠っていては、いかに立派な会社をつくっても、すでに経営者とは呼べないのかもしれない。
だからこそ、創業の精神として理念は重要なのではないかと思う。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

five × 4 =