企画発想 社長ブログ

テーマとレーマ

社長ブログを始めてから4年が経つ。

ほぼ毎日、更新を続けてきた訳ですが、幾度となく立ちはだかるのが
今日のタイトルである「テーマ探し」である。

テーマとは、
(1)創作や議論の根本的意図・題目・中心課題など。主題。
(2)〔言〕〔theme〕機能主義言語学の文法理論の用語。文の中で伝達の
対象を表し、既知ないし所与の情報を含む部分。レーマに対していう。

「象は鼻が長い」の「象においては」という意味の「象は」の部分が
テーマとされ、「鼻が長い」の部分はレーマとされる。主題。
(三省堂提供「大辞林 第二版」より)

とある。

ここで馴染みのない言葉に出会った。

「レーマ」だ。

レーマとは、以下のとおり。
機能主義言語学の文法理論の用語。文の中で伝達の内容を表し、新情報や
未知の情報をもつ部分。
(三省堂提供「大辞林 第二版」より)

なるほど。

つまり、ブログのタイトルはテーマ、本文はレーマということだ。

言葉の定義を理解した所で、本題に戻りたい。

このブログの大テーマは「経営」です。日々、会社で起こる出来事、
そこから感じたことを経営的視点で振り返る。

その次に、カテゴリと呼ぶ中テーマになぞって文章を構成していく。

つまり、大テーマと中テーマがあるからこそ、毎日の更新が可能になると
いっても過言ではないと思う。

そして日々のタイトルが小テーマとなる。

ところがだ。

たまに何も起こらない日があるのだ。いや、起こっているのだが、何も
感じずに一日が過ぎ去ると言ったほうが近い。

その時は、頭の中にある膨大な量の過去と知識を検索し、テーマを探さ
なければならない。

書きたいことは山のようにある。そこには優先順位が存在しない。

今日のように・・・。

悩んだ挙句、チョイスしたのが、「テーマに悩んだことを書こう」という
テーマである。

今日のブログもそろそろ終わりますが、テーマ探しから書き終えるまで
20分。

4年もの間、日々テーマを探し続けていた自分に気づき、このことが如何に
自分を成長させているか実感する。

生業とする企画発想のヒントはテーマ探しにあるのだから。

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エクスト社長 高畑欽哉の2008年度テーマ!
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株式会社エクスト 代表取締役 高畑 欽哉

著者紹介

株式会社エクスト 代表取締役高畑 欽哉

「ITのチカラで働く人を幸せにする」をビジョンとし、企業の生産性向上のための「インターネット創客事業」と「社内コミュニケーションツール「SONR.(ソナー)」の提供」を行う。残業ゼロ、有給休暇100%取得を実現しながら高い生産性を上げている。電話受付なし、時差出勤制度、沖縄・北海道でのテレワークなど、新しい働き方の実践に取り組んでいる。全国各地で100講演を超えるセミナーを行い、のべ聴講者数は1万名を超える。

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