攻撃は最大の防御と言えるか?

「攻撃は最大の防御」という格言がある。

元々は、戦争に関する格言で「防御なくして攻撃なし」というドイツ軍人の言葉が、後の総理大臣「山縣有朋」が、知ってか知らぬか誤訳してしまったものが広まったと言われている。

「防御なくして攻撃なし」と「攻撃は最大の防御」は似て非なるものである。この両者を経営的な視点において、どちらを正しい格言として捉えるのか?を考察してみたい。

まず、「攻めの経営」とはどのような経営であろうか?一般的には「積極投資」である。新商品開発、新市場への進出、店舗出店、異業種への参入など、スピーディーに展開し、市場シェアを拡大する経営と言える。

方や「守りの経営」は、投資を控え内部留保を増やし、人財を育成し、定着率を高め、人や仕組みの成長と共にゆっくりと手堅く展開する経営である。

この考え方を、先の格言に果てはめてみる。

「防御なくして攻撃なし」・・・強固な基盤がなければ積極投資などできない。組織は内部から崩壊すると言われる通り、まずは地盤固めが重要なのは言うまでもない。

「攻撃は最大の防御」・・・もたもたしていては、どんどん状況は悪化する。積極投資によるスピーディーな展開こそが自社を強くし結果として地盤を固めるのである。

いずれも一理あり。これを見て皆さんはどちらを信奉するだろうか?

もちろん、その会社のステージや状況によって選ぶ戦略は異なることは言うまでもない。まさに「風林火山」である。

この2者択一を論破している書籍がある。「ビジョナリー・カンパニー」である。ここでは「andの才能」という言葉で表現されている。偉大な企業は「orの抑圧」をはねのけて、見事にそれを両立させるのである。

「攻撃も防御も」。この壮大なテーマに望むことこそが経営なのかもしれない。


タスク管理ツール「SONR.(ソナー)」をリリース!

エクストがここ2年半に渡り開発を進めてきた、クラウド型タスク管理ツール「SONR.(ソナー)」をリリースしました。

『SONR.(ソナー)』とは、水中探知機の「Sonar」を由来とし、「社内の問題発見」と「タスクの見える化」を進めながらチームのベクトルを合わせ「働く人を幸せにしたい」という思いが込められています。

クラウド型タスク管理ツール「SONR.(ソナー)」

クラウド型タスク管理ツール「SONR.(ソナー)」



組織が成立するには3つの要素が必要だという考え方があります。
・共通の目的
・協働の意欲
・コミュニケーション

この3つのうち、どれか一つでも失うと組織は成立しないと言われています。しかしながら、あるアンケートによれば80%以上の人が社内のコミュニケーションが不足していると答えており、情報の共有化、関係性の強化といったものに不満を抱いているのが現状です。

こうしたコミュニケーション不足が発生するには大きく3つの理由があると考えています。

1、やる気・・・部門間の壁、個人主義の蔓延など、そもそもコミュニケーションを取りたがらない風土がある。
2、やり方・・・どんな情報を誰がどんな方法で共有するかのルールが欠如している。
3、やり場・・・情報に応じた適切な伝達手法、ツールがない。

コミュニケーション不足の理由

コミュニケーション不足の理由



また、こうしたコミュニケーション不足は現場のタスク(仕事)の品質に大きく影響を及ぼします。

会社を良くしていくためには、経営理念、戦略、マーケティング、マネジメント、財務など、幅広い分野において学び、その実行力を高めて行かなければなりません。

しかし、そうして築き上げた経営システムを細分化していくと、すべては現場のタスクのひとつひとつにつながっていきます。どんなに優れた考え方でも、現場のひとつのミスがその会社の評価につながります。

つまり、現場のタスク品質は会社全体の品質そのものと言っても過言ではありません。

タスク管理と経営品質

タスク管理と経営品質



こうした日々発生するタスクを効果的、効率的に管理するために生まれたのが「SONR.(ソナー)」です。

クラウド型タスク管理ツール「SONR.(ソナー)」
http://www.sonr.jp/

詳しくは上記リンクよりご覧ください。よろしくお願いいたします。


ハウステンボスを復活させた手法とは

今回はハウステンボス復活のお話です。

旅行会社でおなじみのHISの創業者、澤田秀雄社長はわずか二人で創業した旅行チケット販売会社HISを3500億円の大企業に成長させた辣腕経営者です。他にもスカイマークなどの格安航空会社や海外で銀行を設立するなど、その手腕には多くの注目が集まっています。

その澤田社長は、誰が経営しても18年間ずっと赤字だったハウステンボスの経営を引き受けます。そしてわずか1年で黒字化することに成功しました。

こうした経歴などを聞いていますと私たちとはまったく次元の違うことのように感じます。しかし、そのハウステンボス復活の経緯を聞いていると、実に多くの学びが隠されています。

就任した当時は、従業員の方々に「どうせ誰がやってもダメだろう」という負け癖が強く根付いていることに気付きます。そして、全従業員に対してあるお願いをしたのです。

一つ目は「朝15分だけ早く来て徹底して掃除をしましょう」ということでした。たくさんの人を迎えるテーマパークにおいて掃除は何よりも大切だと教えたのです。

二つ目に「2割の経費を削減して、2割売り上げをアップさせましょう」という具体的な目標設定でした。ディズニーランドの1.5倍という広大なパークの3分の一をフリースペースとして無料開放することで運営経費を大幅に削減しました。

そして、売上アップ策として日本一、東洋一というテーマで数々のイベントを開催します。ライトアップの電球を従来100万個だったものを700万個に増量し「東洋一のライトアップ」とうたったり、ワンピースの海賊船を再現した船を建築したり、また100万本のバラを咲かせたりと他がやっていないことで一番になれることに徹底して取り組みます。

三つ目に「20%早く動く」ということです。歩くスピードを少しだけ早くする、仕事の作業スピードを少しだけ早くする、こうしたことを意識付けることで会社全体のスピードが速くなり、結果的に収益構造が良くなるのです。

こうして、ハウステンボスはわずか1年で黒字転換したのです。どんな大きな会社でも、どんな壮大な計画でも、結局は現場改善の積み重ねによってなりたっています。そして、それを実行し形にしていくのは、現場で働く一人一人のスタッフの努力の成果といえる好事例ではないでしょうか?

エクストのビジョンも今日の一歩を積み重ねていくことで、必ず達成できると感じずにはいられません。

基本を大切に今日一日を全力で過ごしましょう!!


経営計画書を実行するために

新年度がスタートし1か月が経とうとしています。お陰さまで8月は目標を大幅にクリアし、まずまずのスタートが切れたとほっとしています。

エクストでは、経営計画書を6か月ごとに作成していますが、この方式を取り入れてから方針と行動のブレが少なくなってきたと実感しています。

中小企業においては、中期は3年、短期は1年というのが一般的ですが、市場の変化が激しく早い昨今では、1年間の経営計画は現実的ではないと感じていました。

最近の例でいくと、昨年まではTwitterが話題の中心となっていましたが、今年に入ってFacebookがグングン成長しています。

またスマートフォン市場を見ると、iPhoneの販売数をAndroidが抜くという状況になってきています。

これらの変化に1年というスパンで計画を経ててしまうと、新規事業の参入の時期変更や方針の転換などを繰り返すことで、当初の計画は何だったのということになり、目的意識やメンバーのモチベーションを下げてしまうことになりかねません。

また6か月という期間で行動計画を経てると、期間とメンバー能力のイメージが理解しやすく、出来ることと出来ないことが明確になってきます。

1年のスパンで作成していた時は、やりたいことがてんこ盛りになっていましたが、6か月に区切ってから大切なことに照準を絞って計画を立案するようになりました。

ちなみに前回のブログにも書いたように、この6か月でやるべきことは、以下の4つです。
1、既存サービスの強化
2、スマートフォンのビジネスアプリポータルの立ち上げ
3、iPhone、Androidアプリの開発
4、新レポートシステムの開発

すでに、1と2は形になりかけています。

3は開発環境の整備が整いました。

4は現在、実験段階です。

しかし、時流に流されない強い会社を創るためには、長期的な視点で強みを育てていく必要もあります。

コアコンピタンスの育成には、やはり3か年程度の長期的な視点の経営計画が必要になってきます。

それには「ビジョン」がより重要になってくると思います。


日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方

ECstudioの山本さんが2冊目の書籍を出版されました。今回は「IT活用による新しいワークスタイル」の話ということで、本領発揮となる内容になるのではないかと期待しています。

以前からユニークな制度で度々取り上げられていましたが、山本さんのすごい所はそういった取り組みを奇をてらって行うのではなく、業務の効率化の為に最短距離で向かった結果が「人から見てユニークに見える」という点です。

そういったアクティブな活動が結果として働く方々の満足度を高めているのでしょう。


こういう書籍が登場するということは、そういったユニークなスタイルが一般化することで本格的な業務のIT化が進んでいく予兆かもしれません。

ITによる効率化は競争力の源泉です。ぜひご一読をお勧めします。

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日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方