ドメインとは、生物における「生存領域」である。

生物が生きるための環境として、

酸素



食物

気温

の4つの要素が必要です。

この量や温度、食物の種類などによって、生存領域が異なることになります。

同様に事業ドメインとは、企業が生存するための存在領域のことを指します。

この生物のドメインとは異なり、自らの判断で設定することができます。

その要素は3つ。

市場軸・・・どのような顧客ターゲットか?どのようなニーズに応えるか?

製品軸・・・どんな商品サービスを提供するのか?

機能軸・・・顧客にどのような便益を与えるのか?

エクストの場合、おおまかに書くと以下のようになります。

市場軸・・・中小企業のネットプロモーション市場

製品軸・・・IT創客サービス(ノウハウ、ツール、マーケット構築)

機能軸・・・売上アップ

事業ドメインは、何をするかを規定するものですが、同時に何をしないかを明確にする大切な役割を持っています。

ドメインを定義することは未来に向けて何を行い、何を行わないかを規定するものです。

これを決めないことで、不必要な事業に少ない資源を細分化してしまい、会社がダメになる場合があります。

設定のポイントは、以下があります。

1、将来に向けて有望なマーケットである。

先細りの事業ドメインなら、即座に新しいドメインを再設定すべきです。ただし、先細っても無くならないニッチな市場で生き切るという選択もあります。

2、当該分野でNO,1を狙える強みを持っている、もしくは持てる可能性がある。

どんな市場でも、競争に勝たなければ生存はできません。生き残るためには競合他社にない「強み」、競合他社が持たない「強み」は不可欠です。

3、利害関係者から見て、具体的に何をしようとしているのか連想できる。

社内メンバーとの共通認識を持つことはもちろんですが、社外の協力会社やお取引先に対して自社が何を行う会社かを宣言することはとても重要です。

4、事業戦略との整合性が取れている。

既存の戦略はもちろん、未来に向けて何を行うかとドメインは常に整合性がとれていなければなりません。もし取れていなければ、ドメインが誤っているか、戦略が誤っているかをチェックする必要があります。

5、絞りすぎない。

ドメインを絞りすぎると、事業展開の幅が広がりません。事業を深堀りすることは大切ですが、新しいビジネスの発想は既存の価値観や固定観念を打破したものです。そうした時にドメインを逸脱するからといってチャンスを棒に振る必要はありません。ドメインは、方向性を指し示す程度が良いと思います。

6、拡大解釈しない。

同時に、拡大解釈してはいけません。特に中小企業はリスクが大きくなります。「すべての人に店舗で幸せを!」なんてドメインを設定したらなんでも出来てしまいますが、これでは設定する意味がないわけです。

この場合、以下の組み合わせについて考えるとわかりやすいかもしれません。

1、「既存の顧客」 に 「既存の商品」 ・・・ 現在市場浸透

2、「既存の顧客」 に 「新規の製品」 ・・・ 製品開発

3、「新規の顧客」 に 「既存の商品」 ・・・ 市場開拓

4、「新規の顧客」 に 「新規の商品」 ・・・ 多角化

この「4、」の多角化を行う際は特にドメインを意識する必要があるでしょう。

ドメインの意義は、限られた資源を最大限、効果的に活用するために何をし、何をしないのかを絞り込み、強みを更に強くすることにあると思います。

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エクスト社長 高畑欽哉の2008年度テーマ!

〇1、時間の使い方に徹底的にこだわる。
〇2、「神は細部に宿る」小さな事に徹底してこだわる。
△3、情熱、熱意を会社の細部にまで行き渡らせる。

目標100冊読破→現在60冊。

「企業再生のための経済政策」大塚晴之

「ゆとり教育世代の恐怖」柘植智幸

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