年に数回、ふと疑問に思い調べてみることがある。

今日、思い浮かんだのは、「刷新と維新の違いは何か?」である。


どちらも時事ネタに近い言葉と言える。

「刷新」は、今話題の行政刷新会議で頻繁に耳にするようになった。

「維新」は、明治維新に代表される言葉で、来年のNHK大河ドラマ
のテーマでもある。


辞書の定義によれば、

刷新(さっしん)・・・事態を改めて、全く新しいものにすること。

維新(いしん)・・・全てのことが改められて、すっかり新しくなること。

となる。(共に「大辞林 第二版」より引用)


明確な違いは見出しにくいが、「事態」と「全て」の違いからみて

「刷新」は、点や線などの部分を最適化するもの
「維新」は、面や立法といった全体を最適化するもの

と再定義することが出来るかもしれない。


この定義に当てはめると、今回の行政刷新会議は、行政の形
を変えずに、中身の改善を行うものと考えられる。

それに対して明治維新は、国のあり方そのものが大転換した
ことを指している。



部分最適の落とし穴は、「問題は解決する」という大きな誤解に
よって生み出される。

私の経験上、問題がなくなることなど絶対にない。

すべての問題を回避する唯一の方法は、目を背けることだけ
である。

実際、多くの問題に囲まれて生活しているにも関わらず、
日々思い悩むのは、その中でも一番大きな問題だけのはずだ。

その他の問題は、眼中から消えてなくなる。

それならいっそのこと、手放した方がよっぽど良い解決方法
ではないだろうか?


逆に全体最適の落とし穴は、全体にとって良いことは部分に
とって不都合であるという当たり前のことが置き去りにされる
ことにある。

誰もが平和を望んでいるはずなのに、世界は一向に平和に
ならない。

全体最適は、部分不都合の集積によって成り立つものであり、
結果として、その維持は非常に難しいものになる。



ここまで読むと、私がどうしようもない破滅思考のような人間
に思えるかもしれない。

問題はなくならず、部分最適も全体最適も上手くいかない。

ではどうすれば良いのか!?


私の結論は、

「それでいいじゃないか。問題に取り組むことが生きるという
ことなんだから。理想とのギャップこそが生きがいの原点だ。」


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エクスト社長 高畑欽哉の2009年度テーマ!

心・・・本当の強さ(人を幸せにする)
技・・・戦術を磨く(現場第一主義)
体・・・腹筋を割る(心身ともに強靭に)
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