2013.05.01
四十にして惑わず。
2013年4月30日、めでたく40歳となりました。23歳で個人商店として独立し、経営者として早17年目を迎えました。
私たちを信頼してお仕事を任せて頂いたお客さま、足らない自分をいつも助けてくれた信頼できるスタッフ、様々な気付きを与えてくれた恩師や諸先輩方、勇気や元気を与えてくれたたくさんの学びの友、本当に多くの方々のご支援のお陰で今の自分があると思います。本当にありがとうございます。
ここに至るまで本当に色々な事がありましたが、振り返ってみるとほんの一瞬の出来事だったのかと感じるくらいあっという間の17年間でした。
人の事で悩み、お金の事で悩み、何度となく訪れた倒産の危機を必死で乗り切って、勘違いして遊び呆け・・・、また立ち直って勉強して、新しい会社作って、また危機に遭遇し、立ち直って・・・。
まさに失敗に失敗を重ね、多くの事を経験し現在の自分と自社があります。この何物にも代え難い経験とそこから学んだ多くの事を、そろそろ人のお役に立つことに使わなければと感じています。
私がグイグイ引っ張れる年を50歳、そこから15年間を後継者の育成と考えると、残された時間が思いのほか少ないことに改めて気づかされます。
この10年は自らの限界に挑戦する時とし、新しい商品、サービス、事業の創出に全精力を傾ける覚悟です。そこで生まれた結果が私の残りの生き方を決める、もっと言えば、過去の自分もひっくるめた人生そのものの価値を決める10年になると思います。
「過去」の延長線上に「今」があり、「今」の延長線上に「未来」がある。
この日、この時を新たなスタートラインとして未来の自分を創っていきます。
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子の曰く、吾れ
十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順がう。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
私は十五歳で学問を志し、
三十になって自分の基礎を確立した。
四十になってあれこれ迷うことがなくなり、
五十になって己の成すべきことを知るに至る。
六十になって素直に人の話が聞けるようになり、
七十になると思うがままにふるまっても、道を外すことがなくなった。
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