「コスト意識を身につける」

よく聞くフレーズだが、その前に社内にてコストについての共通認識を持っておく必要がある。

コストは大きく二つに分類される。
1、利益を生み出すコスト
2、利益を妨げるコスト

コスト意識とは、今使用しているコストがこのどちらに属しているかを見極めることであり、その上で、「投資」と「削減」の両方について対策を施す必要がある。

ここで難しいのが、利益を生み出すコストには「短期的なリターン」と「中長期的なリターン」を生み出すものが混在している点だ。短期的なリターンを求めるコストは主に戦術、戦闘ステージで利用される。成果がすぐに出るため、回収のイメージを掴みやすく、積極投資と削減の判断は付きやすいと言える。

中長期的リターンは、戦略ステージで利用され、成果が出るか出ないかはまったく未知数であり、あくまで仮説でしか判断できない。判断を誤って、今後の収益に貢献するコストを削減してしまうと成長できない。同時に、利益を妨げるコストを払い続けても同様に成長は見込めないだろう。そこが経営の醍醐味だ。

まとめると、自社が今使っているコストを「短期」「中長期」で振り分け、更に「利益を生み出すコスト」「利益を妨げるコスト」に細分化し、「積極投資」「現状維持」「削減」という3つの意思決定を改めて行う。これを一定の周期で精査する。この繰り返しが習慣化されると社内に本当のコスト意識が育つ。

ちなみにエクストではすべての経費項目を予算化し、毎月どの経費が予算を上回ったかを全員で精査している。余計な出費と思われる経費はその場でメスが入るようになっている。経営は意思決定の連続。コスト削減の意思決定を社員さんに任せ、場面々々で冷静に見極め成果を出せる会社はとてつもなく強い。


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